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生活を丁寧に楽しく過ごしたいなら、今日から睡眠を見直してみませんか。


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日本女性は慢性的な睡眠不足

 現代女性は仕事も家庭も両立させたいという人が増えています。
でも、それを実現させるために削られているのが睡眠です。NHK国民文化研究所では5年毎に国民生活調査を行っていますが、日本人の睡眠時間は子どもから大人まで年々短くなっている傾向があり、慢性的な睡眠不足状態になっている人が多いことがわかりました。なかでも30〜60代の女性の平均睡眠時間は7時間を切っていて、同世代の男性よりも短くなっています。

 こうなってしまう原因としてはいくつか理由があげられますが、まず1つは、睡眠の重要性があまり理解されていないことがあげられます。また、仕事を持つ女性が増えたにも関わらず、家事や育児が女性に任されたままになっていることも要因の1つといえるでしょう。

頑張る人こそ睡眠が大切

睡眠を無駄な時間と思っている人もいるようですが、睡眠は脳と体の疲れをとり、日中に傷ついた細胞を修復再生させ、体の機能を正常化するのに欠かせません。仕事も家事もおしゃれも楽しみたい。
そんな前向きな人ほど睡眠をしっかりとることが必要なのです。
日本女性は世界の中でも美意識が高いといわれていますが、睡眠不足の人は、知らず知らずのうちに細胞の老化が進んでしまう可能性があり、その分、より多くの努力を要していると考えられるのです。

また、睡眠不足は細胞の代謝だけでなく、脳の働き自体を低下させます。
ご存知のように、思考も行動も、人が生きるために必要なことはすべて脳がコントロールしています。
その脳の働きが低下するということは、人らしく生きるのに不都合なことが起こりやすいということです。うっかりミスも、しぐさがシャキッとしないのも、やる気が起きないのも、睡眠不足が招く脳の疲れといえます。
その証拠に、睡眠不足が続いた人は、病気になるリスクが高いといわれていますし、下記で示したように、睡眠不足は私たちの体にさまざまな悪影響を及ぼす可能性があるので、覚えておきましょう。

 いつまでも元気に、そして生活を丁寧に楽しく過ごしたいなら、今日から睡眠を見直してみませんか。



睡眠不足や睡眠障害の健康への障害(資料:2006年、睡眠改善協議会)

睡眠不足や睡眠状態がよくない日が続いていると、下記のような状態になりやすいので気をつけましょう。
脳機能の低下
 集中力低下
 注意維持障害(事故の発生率アップ)
 記憶・学習障害
 感情抑制機能低下
 認知機能障害
 創造性低下
 自己評価低下
 精神性ストレスの蓄積
循環器機能低下
 血圧上昇
 虚血性心疾患リスク増大
免疫機能低下
 癌発症リスク増大
 感染リスク増大
 アレルギー性疾患の発症リスク増大
脂質代謝機能異常
 肥満
アルツハイマー型認知症発症リスク増大
脳血管認知症発症リスク増大(不眠患者・閉塞型無呼吸患者)



竹内由美

日本睡眠改善評議会認定
睡眠改善インストラクター
編集&ライター
東京生まれ。立教女学院幼児教育科卒業。
米国Mary Baldwin College心理学科卒業。
フリーの編集&ライターとして美容、健康に関する記事を中心に執筆。睡眠改善インストラクターの知識を生かし、雑誌やWebサイトにも連載中。

主なサイトは「朝時間.jp」(http://www.asajikan.jp)、
「快眠コンソーシアム」(http://www.kaimin.gr.jp)。